2010年08月26日
花樗(はなおうち)
祖父が出版した句集の題名が「花樗」。
発行したときに貰ったけど読まないままだったなぁ。
祖母が持ってきてたので軽く眺めてた。
乗務の背制服重し五月尽
日誌書く転勤初夜のやや寒し
転勤の第一夜明けちちろ虫
注連飾る古りし駅舎の太柱
春大雪に閉ざされ小駅一人守る
運休詫状貼りて小駅に雪だるま
梅雨激し小駅に女客一人
終着駅町とは名のみ昼の虫
初鳩や勾配急な駅舎屋根
四方玻璃戸鳴らす駅舎や寒の入り
転勤や秋野を友と西東
駅の菊へたっぷりと水転勤す
…しかし転勤が多いなぁ
読んでる途中、俳句に興味ある方へ本を差し上げたので、六文銭と一緒に棺桶に入れた本を「じいちゃん、ちょっと借りるでぇ」と取ってきて書き出してみた。
晩年は孫の誕生やら成長の句が増えてきて、私の事を描写してる句も数句あったw
最近は撮影意欲こそ落ちてるものの、五七五だけで情景を想像させる俳句の良さを取り入れた写真を考え中。鉄道写真も行き詰まってるし、こっちの方面でも新しいことに挑戦してみようかな。
祖父偲び 十六夜の月 道照らす
発行したときに貰ったけど読まないままだったなぁ。
祖母が持ってきてたので軽く眺めてた。
乗務の背制服重し五月尽
日誌書く転勤初夜のやや寒し
転勤の第一夜明けちちろ虫
注連飾る古りし駅舎の太柱
春大雪に閉ざされ小駅一人守る
運休詫状貼りて小駅に雪だるま
梅雨激し小駅に女客一人
終着駅町とは名のみ昼の虫
初鳩や勾配急な駅舎屋根
四方玻璃戸鳴らす駅舎や寒の入り
転勤や秋野を友と西東
駅の菊へたっぷりと水転勤す
…しかし転勤が多いなぁ
読んでる途中、俳句に興味ある方へ本を差し上げたので、六文銭と一緒に棺桶に入れた本を「じいちゃん、ちょっと借りるでぇ」と取ってきて書き出してみた。
晩年は孫の誕生やら成長の句が増えてきて、私の事を描写してる句も数句あったw
最近は撮影意欲こそ落ちてるものの、五七五だけで情景を想像させる俳句の良さを取り入れた写真を考え中。鉄道写真も行き詰まってるし、こっちの方面でも新しいことに挑戦してみようかな。
祖父偲び 十六夜の月 道照らす
Posted by ojamon at 21:09│Comments(0)